株式会社日本ネットワークサービス　営業1部　部長　尾崎 哲也様（中央）
　　　　　　　　　　　　　　　　　営業1部　顧客管理4課　滝野 祐樹様（左）
　　　　　　　　　　　　　　　　　山道みゆき様（右）

アプリStationを利用して開発されたマンションライフサポートアプリ
「にほサポ」アプリについてお聞きしました。

管理員業務のAI化について、検討を始められたきっかけを教えてください。

デベロッパーから、新規の物件企画検討にあたり「次世代管理」というDXについての要望を受けたことがきっかけです。
DXにより、居住者サポートの品質を上げていきたいとお聞きし、ファミリーネット・ジャパンを紹介されました。
まずはじめに「新規の管理物件獲得のための営業に使えるな」と感じました。
実際に「次世代管理」というキーワードが物件の販売においても差別化になるというデベロッパーの判断から新規の管理を獲得できています。

居住者の方の登録率が平均でも90%超。登録率を上げるための取り組み

－御社のアプリは、居住者の方の登録率が平均でも90%を超えています。
　登録率が高くなるケースとして「引渡し前」の契約段階からアプリの利用をスタートするケースがありますが、御社は引き渡し後にご案内をされていると聞いています。
　入居者に必ず登録してもらうためにどのようなことをされていらっしゃいますか。

一斉引き渡し後にマンション現地でアプリの登録会を実施しています。
居住者の方に事前にご案内し、集まってアプリの登録方法や利用方法をご案内することで、
その場で登録完了までサポートしています。
管理会社からの連絡は「にほサポアプリがベースですよ」とご案内をすることで、ほとんどの方が登録されますし、
アプリの登録方法が分からない場合でも、その場で一緒に登録手続きを行うことで、フォローできますしね。

なによりもアプリを使ってもらわないことには業務のDXができないので、
とにかく登録率を上げるために徹底的にサポートします。

「次世代管理」居住者様からのお声

－「次世代管理」に対して居住者様からご不満の声などはありませんか。

今、管理会社がマンション管理事業から徹底する、支店を縮小する、という動きも出てきています。
これまでのように居住者の要望にすべて答えるようなサービスでは、継続が難しいですし、
管理費もどんどん上がっていってしまいます。
「にほサポ」アプリのようなツールを使ってもらうことで、品質を落とすことなく管理サービスを提供することができるので、
居住者さんにとってもメリットがあると考えています。
実際にもともとは管理会社からのお知らせを全戸投函していた物件でも、居住者がアプリの利用に慣れたタイミングで全戸投函をやめ、アプリでの配信のみとしましたが、特にご不満をいただくこともなく、運用できています。

居住者からは「このアプリ無くなったらどないすんのや」というお声をいただくほどに
必要不可欠なツールになっています。

【にほサポチャット】伝言機能「承り」の活用

－「にほサポ」アプリでは、AIによる自動応答だけでなく「承り」という伝言機能もすごく活用いただいています。
　居住者はチャット感覚でアプリで管理会社さんへの入力ができ便利な反面、
　他の管理会社様からは「気軽に連絡できることから業務が増えてしまうのでは…」という懸念もよくお伺いします。
　実際に運用されてみていかがでしょうか。

業務が増える、ということはないですね。
おかげで居住者からの入電はほとんどなくなりましたし、
これまで電話で入っていた連絡がすべてチャットに変わったことで
こちらのタイミングで対応ができるようになりました。
管理画面から居住者への返信もできますので、同じ内容のお問い合わせは1つの返信文で皆さんにお返事ができるので、
1本ずつ電話対応していたときよりもすごく楽になりました。

〇 アプリSTATION　機能一覧　【AIチャットボットについて】 〇

今後の既存物件への提供について

物件によって特徴があるため一概には言えないのですが、他物件で利用した結果、直接現地で行う運営が軽減し、お客様に利便性が上がることが確認できたので、実際に既存管理組合に提案を行って採用された実情もあります。
これによりマンションに関わる皆さんの負荷が減らせることはメリットが大きかったと思います。
使用細則の改変も同時に進めていく必要もありますが、総会でのご理解を得られるよう事前に説明会を行うなど、工夫をこらしました。

－本日は大変貴重なお話、本当にありがとうございました！

　■ にほサポアプリについて

にほサポアプリは24時間365日いつでもにほサポチャットで質問・メッセージが残せるアプリです。
電話の煩わしさや、時間を気にせずにご利用できます。